スポーツの勝者のインタビューを見ていると、必ず「どなたにこの喜びを伝えますか?」という。これはこたえる方があらかじめ答えを用意できるように前もって伝えているんじゃないかと考えてしまう。 プロ野球の新人選手には、決まって『誰を目標にしますか?と聞く。これからという若者は、誰かを目標にしなくてはならないみたいな立場に追い込まれる。一人くらい…
日立の世界不思議発見と言うのを見ていたら,番組の終わり頃に,コメンテーターが,日本橋をオリンピックまでに日の当たる形に復活する動きがあると言っている。山本山のご主人が船着き場をつくり、いますこしづつ川めぐりの船がふえているという。一昔前には宴会用の屋形船が一部エリアにいただけであった。
当時、森繁久彌さんのご子息、泉さんがご存命の頃,…
アメリカでは,パーティー等の席上で,ジョークを披露するのがごく普通である。どうやらみんなそのために用意してきているようだ。私はそれを忘れていたので、さあジェシカ、あなたの番よ,と言われて困った。ジョークとは言えないものだったが、“How do you say YES YES in French?"(フランス語でイエスイエスはなんていいま…
お前さんは綿をいれてもいやがるから、上等なのを作ってもどうせポケットに入れてしまうだろうから、と言って安い材料でつくってくれた部分入れ歯が」20年たった今でも使っていてもう体の一部になっている。彼は私の昔のボーイフレンドが紹介してくれたので、財界や芸能界の患者さんが多かった。自費診療で完全予約制だからちょっと時間がずれたときくらいしか顔…
去年胃の手術をして退院するとき、なぜか院長先生に膵臓と肝臓を調べたことがありますか?と聞かれた。気になったので、今年始めに血液検査とCTの検査を受けた。するとCTのほうで疑わしい結果がでてMRIにまわされた結果、膵臓に15mmから20mmの嚢胞がいくつもあると言う。おまけに胆嚢腺筋腫症まで見つかった。レポートにあるIPMNというのを検索…
代々医師の家に育った私は病院が嫌いではない、というよりむしろ好きであった.行きつけ?の病院はたくさんあって、長年の主治医の先生方は心安さで我侭ばかり言っている.又来たか、と煩がられている先生もおられるにちがいない。
内視鏡は前田病院で毎年同じ先生にお願いしているのだが、その先生が難しい顔をして『今回は私の手に負えません』と言う.これは…
今年もまたバレンタインデイが近づいて、デパ地下はチョコレートギフトのこれでもか!のディスプレイが競い合っている。私の学生時代はバレンタインなんてなかったし、ボーイフレンドにあげたこともない。。チョコレートなんて明治か森永の板チョコくらいでハーシーのキスチョコなんか貴重品だったころである。
だから義理チョコにふけったのはサラリーマン時代…
このごろ地下鉄に乗っていて、驚くことがある.私は82歳になってシルバーシートに座ることが多いが、若いサラリーマンや,女子大生くらいの元気のよい女性たちが座ってみんなでスマホに熱中しているなかで、お年寄りに席をゆずる若い外人の男女がめっきりふえたことである。日本語の標示が読めるのかしら。と思いながらその姿はとてもさわやかで美しく見えた。ま…
2014年は、色々な天災に見舞われた年だった。天皇陛下は通常の公務に加え、実に被災地の見舞を早々にしておられた。傘寿をこえ、年末には81歳の誕生日を迎えられたこのご高齢なのに、年間に平均すると公務の数は週に2~3度に近い。同窓,同期の私は、テレビを見るたび、心配でお顔色を見るこのごろである。政治家などにくらべ、彼は心から人のため、誠意と…
このごろ,朝の早い時間に、アメリカの古い番組をやってるのに気がついた。
奥様は魔女,私が大昔にアメリカでみていたお気に入りのコメディーである。
日本に帰ってきた頃はたしか夜の放送で、祖母が大好きで、吹き替えとも知らず、『この役者は日本語がうまいねえ』と感心していた。今見ても十分面白い。近年のアメリカ映画はアクションやバイオレンスが多…
旅行作家協会,船旅研究会の新年クルーズは,1月14日、あのとんでもない大雪の日だった。東京駅に行くと、電車がみんな止まっていて,唯一動いていると言う東海道線にのったが品川でストップ、そのとき動き出したという京浜東北にのりかえたがこれが鶴見で倒木による停止、くるぶしまでつかるぬれ雪のなかを京浜急行の駅まで歩いてやっと横浜駅までたどりついた…
NHK大河ドラマの影響か、ことしの正月は、白虎隊や、第2次世界大戦関係のスペシャルドラマが相次いで放映された。白虎隊、山本五十六とつづけて重い放送を見るのはこたえた。松平家,徳川家、そして皇室関係者が身近かな存在だった私にとって目を背けたくなるほど重すぎる映像が多く、特に級友の父だった山本の、最後まで戦争を避けたく努力し、早い講和をのぞ…
NHK大河ドラマ,八重の桜が始まることで、白虎隊の超ロングテレビドラマも放送、会津がにわかに話題になっている.
会津松平家,容保の嫡孫,保定様(13代当主)は学習院の先輩で、卒業生団体,桜友会の理事をご一緒していたご縁でもう50年以上もお親しくさせて頂いていた。親愛をこめて私たちは『殿様』とお呼びしていた.殿様は農林中金におつとめで、…
なぜ外資の化粧品会社が日本に工場をつくるのかわかりますか?それは当時の宿敵、厚生省のためである。50年たったいまはどうか知らないが,厚生省は一つでも日本で認可されていない原料が含まれていると、それがごく少量のたとえば色素だったり,保存料だったりしても発売を許可しない.会社はアメリカ本社のラボに依頼して代わりの原料で処方を作り直さなくては…
1960年ごろ、フジテレビに”日本特派員”という夜の30分番組があった。今のガイアの夜明けとか,カンブリア宮殿に似た内容で時間帯も同じ.ある日アメリカの特派員が私のところへやってきて、私の仕事とプライベートを取材したいと言う。社長はいい宣伝になると大喜び。しかし私は当時の日本の女性社員の総称だったBGが大嫌いだったから、BGでやるならお…
ポンズコールドクリームのコマーシャルがしばしばTVにでてくるようになったが,今でも『7日間』のコンセプトを使っているのを見て感慨があった。
ポンズは1960年に日本上陸。丸の内にたった8人の社員でスタートした。私はアメリカから帰国したばかりで、銀座のデパートでドレスデザイナーをしていたところをヘッドハントされて、広告,デザインの担当に…
外国特派員協会で,韓国大使をむかえての報道夕食会があった。いつものイベントにくらべ、出席者のほとんどが外国記者であったので,スピーチも質疑応答もすべて英語。大使を含め,各国の出席者たちはそれぞれの国独特の表現やイントネーションがあり、私は、耳慣れているアメリカンイングリッシュとちがい、半分くらいしか解らなかった.大使は穏やかな口調で日韓…
テレビの旅番組をみていて、前に行った所,泊まったホテルなどがでてくると、忘れかけたはるか昔の旅の断片がよみがえってくる。
今日は旅サラダで、ビバリーヒルトンがでてきた。若い頃,出張の帰りにロサンゼルスにたちより、タクシー乗り場で並んでいたら、となりにクールな若い男性。ふとみると私と全く同じデザインの、ゴールドにミニダイヤの一本線が…
昔、会社の広告を担当していたためか、CMには興味がある。時代によって、流れがある。化粧品会社がこぞって美しいCMソングを作っていた時代.有名歌手に歌わせるCM、CMから新語が生まれたり、新しいスターが誕生したりーーーー。最近は、その内容が現実的になってきたように感じる.
先日、おもしろペットを紹介する番組でジャパネット高田のCMを,社…
あなたは道の真ん中で転んだらどうしますか?
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昔,ニューヨークで交差点をわたっているとき、なにかにつまづいて転倒した。そばにいた男性が抱き起こしてくれたので、信号が変わる前に急いでわたった。その話をいつ
も私がお世話になる親友キャスリーンの所に帰ってすると、彼女は、あなたニューヨーク市を訴えるでしょ?と大まじめに言う。冗談だと思…